巴里の地下社会. . .
パリ中心部の下を迷路のように走っているといわれるトンネルで、
何者かがつくった秘密の映画館が発見され、パリ市警察は、
文字通りの“地下社会”が数年前からできているのではないかとみて調べている。
トンネルはローマ帝国時代、街を建設するため石を切り出してできたとされる。
1700年代からは一部を遺骨埋葬所として利用している。

映画館は8月末、16区のトロカデロ広場に面した、
映画博物館や劇場のある建物の下と推定される場所で見つかった。
約400平方メートルの広さで、スクリーン、座席、映写室のほか、
バーを備えた食堂もあった。
パリ市警察は電気の不正使用の疑いで、電力会社の職員とともに捜索したが、
電線は切られ『われわれを捜すな』という張り紙がしてあった。
映画館は、5年ほど前から使用されていた可能性が強いという。
“パリの地下社会”をつくっているのは画家や写真家たちとみられる。
イギリスBBC放送は、そのうちの一人の声を紹介。
男性芸術家は「地下で活動しているのは500人から1000人。
たくさんのグループがあって、芝居や展覧会、ダンス大会もある」と証言している。
トンネルの入り口は、公式には、一般公開されている14区の地下埋葬所しかない。
現地メディアによると、そこから映画館が見つかった地点まで、
トンネルを通ると300キロもあるという。
“パリの地下社会”の住人たちはマンホールなどから出入りしているとみられるが、
警察は、崩壊したり迷ったりする危険があるため、決して立ち入らないよう、
市民や観光客に呼びかけている。
- Figaroより -

数年前に話題となったニュースだが、
これは単なるお遊びではない。
この地下社会に加わっているのはもちろんフランス人だけではなく、
外国人、秘密結社、あるセクトの人たちが活動しているのは言うまでもない。
また、マンホールから入る者はお遊びの若者以外はほとんどいなく、
安全に入れる場所はずっと、ずっと前から用意されているだろう。
家からトンネルに通じる。
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